空家・近隣のトラブル
杭を残して、悔い残さず!
土地というものは、いくら公的機関の地図を見てもわからないことだらけです。
「その周辺でもっとも古くから住んでいる人」に事情を聞いて初めて判明する事実もあります。
そのため事情を知っている者同士が生きている内に解決しておかなかったために、相続人となった子がトラブルに巻き込まれてしまうことが多くあるのです。
結局は、古くからそこにいる人、声の大きい人に押し切られる形で土地をだまし取られてしまうような悲劇も大いにありうることです。
そうした近隣トラブルを防ぐには、事前にきちんとした資料を残しておくことが重要です。
当事務所ではそうしたトラブル解決の基礎となる調査・交渉だけでなく今後の土地活用などもふくめたアイデアを出し、お客さまの土地の持つ価値をより高めるお手伝いをしております。
事例1)石杭と構造物の間にすきまがある
その隙間部分はどちらの土地になるのでしょうか?
後々大きなトラブルになることを防ぐためには、何が必要でしょうか?
◎図面の断面図を確認。
◎他の不動点からの距離を見る。
◎隣接地の方々に再度確認する。
◎埋設時の状況を情報収集する。
これらの作業をおこなった上で、現場と書証と専門家調査報告書をセットにした適正な保護対策を行います。
事例2)境界線が壁の中にある
この場合、越境物に関する合意書を活用して見えない情報を「見える化」することが紛争予防につながります。
そのためには、当事務所の作成する「権利に関する図面」「調査報告書」、また現地での「境界標識設置」といった業務がお役に立ちます。
空き家トラブルの解決もおまかせください
近年、長く放置された空き家にまつわるトラブルが増えてきています。
たとえばご両親が遠方の家土地などを、ご親族の方などに貸していたという場合があります。
数十年たって土地を相続すると、そのご親族はすでに亡くなられており無人になっていました。
すでに家屋は老朽化してボロボロです。
しかし代替わりした所有者さまにとっては、何のゆかりもない土地です。
当然、将来そこに住む計画もないでしょう。
しかもずいぶん古くからの土地で、隣接地や道路との境界線が曖昧になっています。
かといって、人の住まない朽ちた家を放置しては、不審者の侵入や放火などといったリスクがあります。
このように空き家になってしまった家屋をどう処理するのかという問題は、年々増えています。
土地を活用する気がないとすれば、問題の解決のためには土地をうまく売るしかありません。
当然、そのままでは買い手が付かないですし、付いたとしても境界線の問題などで迷惑をかけることも考えられます。
そこで行わなければならないのは、「歴史経緯を踏まえて土地の境界線を確定」「建物の解体、および滅失登記」「不動産業者などと連携して買い手を探す」といった作業になるでしょう。
通常はこれらをバラバラにどこかへ依頼しなければなりませんが、当事務所であれば一括でコンサルティングすることが可能です。
ご相談の流れ
1.お問い合わせ
まずはお気軽にお電話、またはメールにてお問い合わせください。
親切丁寧に対応いたします。
当事務所の無料相談もご利用いただけます。
2.訪問・ヒアリング
訪問日時が決まりましたら、専門知識をもった資格者がお伺いいたします。
お客さまのお悩みを解決できるよう、ベストな解決法の提案に向けてのヒアリングをいたします。
3.調査・コンサルティング
現在、家・土地にどういったトラブルが起きているかを整理した上で、当事務所の培ってきた専門家のネットワークを駆使したアイデアをご提案いたします。
新着情報
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京都市西京区桂朝日町38番地3