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2014年7月24日 木曜日

相続診断協会のパートナー事務所 コラム掲載記事ご紹介

こんにちは。相続診断協会のパートナー事務所としてお手伝いをさせていただいております、 ~測量・登記~京都やまだ事務所 代表・ADR認定土地家屋調査士の山田一博です。

当事務所は、開業以来20年、『不動産を持たれるすべての人に、安心かつ笑顔で生活していただける住環境をご提案し続ける。』ことを理念に所員一同が日々業務を行なってまいりました。

業務内容は測量・登記を中心に不動産のマネジメントに特化し、お客様に安心かつ笑顔で生活をしていただけるように相談、調査、問題解決等のご提案をさせていただいております。特に適正かつ安心、レスポンスを重視した業務を目指し、土地家屋調査士、測量士、不動産コンサルティングマスター等資格者が従事し、その他多数の専門家と連携してあらゆる不動産の問題を適切に対応できる体制を整えております。

また近畿一円を業務範囲としておりますが、全国各地にも出張及び提携業務事務所を豊富に抱えており、どの場所においてもご要望にお応えすることが可能ですので、是非一度当事務所をご活用いただければ幸いです。

最近は特に税理士さん、司法書士さん、行政書士さん、不動産鑑定士さん、保険コンサルタントさんと連携させていただく仕事、セミナー講師の依頼が増えてまいりました。

『争続』が『笑顔相続』となるように『笑顔境界』で土地の問題を解決し、お客様の『心の悩み』を軽減し、『真のニーズ』の成果を共に目指して取り組んでいるところです。一つ、最近の事例をご紹介させていただきます。

お母様が既に亡くなっておられ、お父様も先日お亡くなりになり、一人娘さんだけが残されました。娘さんは幼く、後見が必要であったため、お母様はかなり心配をされており、親族の一人を養子としてお迎えになり娘の将来を託す遺言を残されました。

その遺言どおりに、適正かつ迅速に相続手続を行なうために、不動産の分割及び売却、ホームの建築等の準備を平行して進めていかなければなりませんでした。本事例では、お客様である養子の方の後見人としての負担が精神的にも体力的にも厳しいものであり、不動産の境界問題となっている隣地との関係が大きな負担となる可能性が高い事例でした。

ここで『笑顔相続チーム』が対応することとし、弁護士さん、税理士さん、司法書士さんの協力のもと、お客様をできる限りサポートできるように対応を考えてまいりました。お母様の想いを実現できるよう相続対策案を検討し、相続税対策、不動産分割売却案を提案させていただきましたが、ここでやはり問題となったのが隣地との境界問題です。

隣地も相続がされておらず、まして相続人の兄弟間で『争続』となっていたのです。
このままではお客様の手続終了までにかなり時間がかかり、お客様の真に望んでいる結果が実現不可能になってしまう懸念が日々増大してきました。そこで、当事務所の理念『安心して笑顔で生活していただける環境を提案し続ける』にもとづき、お隣の相続も同時に解決してしまおうと考えて、隣地とあわせての土地の有効活用をご提案させていただきました。

測量、境界確認を実行し、信頼を共有し、隣地の不動産売却を条件に兄弟間の争いを協力関係に転換し、隣地とあわせた敷地でのホーム建築の提案、一部分割後の土地売却による建築費用及び相続税の確保、一部道路負担等による固定資産税の減額等も含めての取り組みとなり、お客様とお隣の相続が解決しました。

一度にたくさんの事柄を処理、手続きしていかないと乗り切れない場合がたくさんあります。
お客様の多くはご親族が亡くなられて心情的にかなりつらい時期でもあり、不安でしかたがないと思います。前述した事例のお客様は、誰に相談したらよいか、全く検討がつかないと話されておりました。

しかし、解決後には『このようにチームでサポートしていただくと心強い』と話されていました。チームにとっても、いつも傍に心のよりどころとして専門家が必要だと強く感じる事例でした。
今後も心のよりどころとして、いつも傍にいる専門家として、『笑顔相続』を共に実践して、『争続』で悩んでおられる方の一助になれば幸いであります。

当事務所といたしましては、相続診断協会のパートナー事務所として、皆様のお役に立てるように尽力してまいりますので、お気軽にご連絡をしていただければと思います。今後とも宜しくお願いをいたします。

投稿者 測量・登記 京都やまだ事務所